【枕の硬さ・柔らかさ】素材ごとの特徴と自宅で出来る調整方法の紹介

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枕の硬さ・柔らかさは、中素材によって異なります。

一般的には、男性は硬め、女性は柔らかめを好む傾向があるようです。

硬い枕が好きな方は、パイプ、そばがら、ひのき素材。

柔らかめの枕が好きな方は、エステルわた、羽根、低反発ウレタンがおすすめになります。

枕の素材別・比較表

もし、枕の硬さに違和感がある場合は、簡易的ではありますが調整する方法がありますのでご紹介します。

枕が硬く感じる場合

枕が硬すぎると感じる場合、次のような対策をおすすめします。

枕カバーを外してみる

枕カバーを外してみる

枕カバーが取り外し可能で、かつ枕カバーを取り外しても枕本来の機能を保てる場合は、既存の枕カバーを外します。
そのことにより、枕が柔らかく感じるようになります。

枕本来の機能が損なわれたり、枕の中素材がむき出しになってしまうような場合はこの方法はオススメしません。

枕カバーを伸び縮みする生地に変更する

枕カバーを伸び縮みする生地に変更する

枕の硬さ・柔らかさは枕カバーの生地の性質によって感じ方が変わります。
枕カバーが伸び縮みする生地の場合、枕の中素材が全体的に広がり、枕の高さが低くなり、柔らかく感じるようになります。
枕カバーの生地が伸びて低くなりやすいのはニット生地です。ニット状に織られた枕カバーを選ぶことにより、枕の硬さが柔らかく感じるようになります。

肩の下にタオルなどを入れ、肩の部分のみを少し高くする

肩の下にタオルなどを入れ、肩の部分のみを少し高くする

寝返りがしづらく、頭部が固定化されてしまう場合、枕が硬く感じる場合があります。
そのような場合、肩の下にタオルなどを入れ、肩の部分のみを少し高くし、寝返りをしやすいようにします。そのことにより、枕の硬さが和らいで感じる場合があります。

低反発ウレタン素材の枕は、できるだけ室内温度を上げる

低反発ウレタン素材の枕の場合は、できるだけ室内温度を上げる

低反発ウレタン素材は、寒くなると硬くなり、暖かくなると柔かくなる性質があります。特に冬場は低反発ウレタン素材自体が硬くなって沈み込みがなくなるため、枕が硬く感じるようになります。そのような場合は室内温度を高くして、枕の硬さを柔かくして眠ります。

低反発ウレタン素材の硬さは品質に左右されることが多いため、室内温度を上げても柔らかくならない場合もあります。

枕の中素材を柔かいものに入れ替える

枕の中素材を柔かいものに入れ替える

枕の中素材を追加できる高さ調整口付の枕であれば、素材を入れ替えることにより、硬さの感じ方を変えることができます。まずは枕の中素材が追加できる形状になっているかを確認してみましょう。
柔かい中素材には、つぶ綿やポリエステルわたなどがあります。

発泡ビーズ(超極小ビーズ・パウダービーズ)素材などは、中素材を取り出すと静電気に反応して飛び散る可能性がありますので、絶対に取り出さないようにしてください。

 
 

枕が柔らかく感じる場合

枕が柔らかすぎると感じる場合は、次のような対策をおすすめします。

枕にタオルを巻く

枕にタオルなどを一枚巻いていただければ、若干硬くなります。
ただしタオルの生地が厚すぎる場合、枕の素材の特性や効果が失われてしまうことがありますので、できるだけ薄手のタオルをご利用いただくことをおすすめします。

枕カバーを伸縮性のない生地に変更する

枕カバーを伸縮性のない生地に変更する

枕の硬さ・柔かさは枕カバーの生地の性質によって感じ方が変わります。
枕カバーが伸び縮みしない生地であれば、枕が硬く感じる寝心地になります。
枕が硬く感じる枕カバーは、タオル地・綿ブロード地・サテン生地・ベロア生地などです。

正確にはカバー生地の織り方によって伸びる伸びないが分かれますが、ここでは一般的な生地を例にしています。

枕の中素材を硬いものに入れ替える

枕の中素材を硬いものに入れ替える

枕の中素材を追加できる高さ調整口付の枕であれば、素材を入れ替えることにより、硬さの感じ方を変えることができます。まずは枕の中素材が追加できる形状になっているかを確認してみましょう。
硬い中素材には、パイプやミニボールなどがあります。

発泡ビーズ(超極小ビーズ・パウダービーズ)素材などは、中素材を取り出すと静電気に反応して飛び散る可能性がありますので、絶対に取り出さないようにしてください。

 
 

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