【枕の雑学・豆知識】明日から使える!?枕のトリビア

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知っていればどこかで役に立つかもしれない、枕の雑学をご紹介します!

日本最古の枕って?

2000年に、福井県清水町にある甑谷在田遺跡で、枕とおもわれる木片が発見され、日本最古の枕は弥生時代であるといわれています。

ただし、見つかった場所は棺の中だったため、被葬人用の枕ということになり、普段の生活の中で枕を使用していたかまではわかっていません。

このように昔は木片を枕にしていたから、枕という漢字に「木へん」があるんですね。

命がけ!戦国時代の丸太枕

戦国時代の戦中、武士たちは細長い丸太を枕にしていたといわれています。

何人もの武士たちが一本の丸太を枕にして眠り、万が一敵が襲ってきた場合には、最初に気づいた武士がその丸太ごと蹴るなどしてまとめて起こしていたそうです。

なお、当時は「枕で寝る」という言葉は布団と一緒に使う枕のことを指していて、「安心して眠ることができる」という意味が含まれているといわれています。

動物も枕を使う!?

枕を使うのは私たち人間だけではないようです。実は枕を使う動物もいるのです。

【ライオン】
ライオンは複数で睡眠をとる習性があり、仲間同士で重なり合い、お互いを枕にして眠るそうです。

【キリン】
キリンといえば長い首。眠るときは首を立てたまま座って眠るのですが、熟睡し始めると長い首を曲げ、自分のおしりを枕にするそうです。

【象】
象は周りにある草木を集め、それで簡易枕を作り、そこに頭を乗せて寝るそうです。かなり本格的な枕ですね。

中国の枕の歴史

中国の清王朝時代、西太后は、枕をたくさん持っていたと言われています。

特に美容に気を使っていた西太后は、お茶の葉を入れた枕漢方薬枕などを持ち、その日の気分によって枕を使い分けていたようです。

抱き枕にも古い歴史がある?

世界で初めての抱き枕。発祥は中国で、唐の時代の頃から使用されていました。
当時は、睡眠時に清涼感を得ることを目的として使用されていたようです。

抱き枕の始まりとして考えられるのが「竹婦人(ちくふじん)」や「抱籠(だきかご)」、「添寝籠(そいねかご)」と呼ばれる、竹や籐で編んだ、筒型の細長い籠が始まりだと考えられています。

「pillows」って知っていますか?

枕を英語でいうと「pillow」。
では、「pillows」とは?

実は、the pillows(ザ・ピロウズ)という音楽バンドがあるのです。
もちろん枕に関連する楽曲ではありません(笑)

pillowsは、
ボーカル&ギターの、山中さわお(やまなか さわお)さん
ギターの、真鍋吉明(まなべ よしあき)さん
ドラムの、佐藤シンイチロウ(さとう しんいちろう)さん
で活動する3ピースバンドで、とても大人気なんです。

枕好きであれば、pillowsも応援しなくては・・・

もしお時間があれば、pillowsのホームページをチェックしてみてください。
http://pillows.jp/

「北枕」はなぜ敬遠されるの?

昔から北枕は縁起が悪いといわれていますが、それには2つの説があるようです。

ひとつは、その昔、お釈迦様が亡くなった時に頭を北向きにしていたからという理由。
お釈迦様ととてもお偉い方だったので、そのお釈迦様と同じ向きで寝ては申し訳ないということで、北枕が敬遠されているのです。

もうひとつは、家相的に不向きという理由。
家相では、寝る方向というのはとても重要視されていて、北枕以外にも、部屋が別々でも二人の人が「T字」になって眠ることはよくないといわれていたり、足を向けられた人は運気が奪われてしまうといったように考えられているようです。

もちろん「北枕」が良くないという科学的な根拠はありません。

ちなみに私は、もう何年も北枕で眠っています。

1月6日は「まくらの日」

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2月10日は「布団(210)の日」、11月22日は「いい夫婦(1122)の日」など、世の中にはたくさんの記念日がありますが、実は「まくらの日...

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